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事業概要

当社は、呼吸器疾患、慢性炎症や感染症を中心とした革新的な新薬の研究開発に特化した、バイオテクノロジー企業です。中核技術としてGタンパク質共役受容体(GPCR)に対する医療用機能性抗体の開発に関する最先端技術(MoGRAA® ディスカバリーエンジン)を有し、GPCRを標的とする創薬に新しい分野を開拓し、人々の健康に寄与することを目指します。

GPCRを標的とする創薬における技術革新

GPCRは製薬業界において、最も重要で魅力的なターゲットの1つとされ、盛んに開発が行われてきました。2011年には、医薬品における世界売り上げ上位20品目のうち40%がGPCRを標的とした低分子医薬品であり、これらの合計売り上げは50億米ドル以上に達していました。しかし、2013年になると世界売上げ上位20品目のうちGPCRを標的とする低分子医薬品の占める割合は10%へと減少しました。またGPCRを標的にした低分子医薬品の開発では臨床試験成功率の低下も指摘されています。今GPCR創薬を加速させる、技術革新が求められています。

抗体によるGPCR創薬(GPCR抗体創薬)は、これまでの低分子医薬品に代わる新しいアプローチです。抗体でのアプローチには、標的に対する特異性の高さ、全身暴露を抑えることができるなど、さまざまな医薬品として優れた点が期待されます。近年、抗体医薬の開発が世界中で盛んにおこなわれ、今までの低分子医薬では効果の薄かった疾患に劇的な効果を示す例が多く見られます。

しかし、GPCRを標的とした場合には抗体作製が難しいという点が、GPCR抗体創薬進展のネックとなってきました。これを解決すれば、GPCR創薬および抗体医薬の可能性を大きく広げることができます。

MoGRAA® ディスカバリーエンジン

当社は創業当時より、GPCR創薬において新しい分野を切り開くべく、GPCRを標的にした機能性モノクローナル抗体に着目してきました。その中で抗体取得技術プラットフォームの開発を始め、2016年に本格的に新薬開発に応用できる段階に到達しました。そしてこの技術をMoGRAA®ディスカバリーエンジンと名付けました。

私たちはこのMoGRAA® ディスカバリーエンジンを活用して、自社内でGPCR抗体創薬を進め、複数の抗体をパイプラインとして研究開発中です。さらにがん・糖尿病・感染症など、様々な疾患に関わるGPCRに対する抗体取得も進行しています。

MoGRAA® ディスカバリーエンジンは、様々な最新技術を導入することで今も進化し続けています。