パイプライン

Home > パイプライン > 中枢神経疾患

中枢神経疾患

不眠症や夜間の徘徊などの認知症に関連した症状を改善する研究開発プロジェクトを実施しています。高齢者、特に認知症患者の約半数は何らかの睡眠障害を伴っており、認知症を進行させたり、認知症患者さんや看護する方の生活の質(QOL)を低下させる原因の1つになっています。既に様々な睡眠導入剤が販売されていますが、こうした認知症に伴う睡眠障害の改善効果は充分とは言えません。

当社では、認知症患者の早期覚醒といった問題に対処する新薬の探索を行い、認知症の症状改善や進行を遅らせることを目指しています。

P005:CK1 δ/εデュアルキナーゼ阻害剤

カゼインキナーゼ1δ/ε (CK1δ/ε)は概日リズムに関与している酵素で、ヒトCK1δ/εの遺伝子突然変異により機能異常が起こると、概日リズム障害が引き起こされることがわかっています。

当社では、新規のCK1δ/ε阻害剤を見出し、日本を含む主要国での特許を取得いたしました。この阻害剤を与えてCK1δ/εの機能を調節することで、睡眠覚醒の動物モデルで睡眠量が有意に増大するという結果を得ています。現在前臨床に進むための化合物の最適化を行っています。